塔2019年3月 月詠

降る雪の白さつめたささみしさを今は隣にいない君へと

約束をしたはずだった 約束は破れて風に舞うものだった

冴え返る水道水がしんとしておいしいつめたい冷える痛覚

とろとろの毛布にくるまる窓の外結晶見える大粒の雪

プリンタに文句をつける父のいて粛々と刷られる年賀状