塔2018年3月 月詠

がさがさの雑踏もとめ目抜きへと歩く誰とも約束をせず

マスカラが目元汚して自動車のフロントガラスの空がまぶしい

頼りないかげのびていく三日月の夜は深々と空が広がる

盟友もキミもぎっしり字を詰めて思考するひと似てるんだろか

さみしてくきえたくなる日小春日のひなたを浴びた手が冷えている