塔2017年10月 月詠

味気ない時間を消化するために言葉の砂糖はどれだけ要るかな

くちびるが痺れているのは言うことを全部手紙に書いたせいです

そゆとこはアクティブだねと苦言されているのにわたし嬉しい、近さが

記念ってキミはわりかし使うよねいいよいつも記念日でいい

つながっていられることの証拠ではないだろうけど手をつないでる

ぐしゃぐしゃと泣いてるわたし慰めてキミは大人だつらくはないの

背伸びして雨が降りやむのを待とう今夜がはなれていくのを待とう

水道の水ひと粒で貼る切って哀しい愛しい話よつづけ